ワキガには自覚がない人もいる!?

ワキガの自覚

ワキガを自覚し始めるのはいつ頃?

生まれた時からワキガの人はまずいません。だいたいの人は中学生くらいの時に自分の臭いに気づくそうです。これはワキガの臭いを発するアポクリン線が、中学生くらいの時に発達するのが原因です。ただワキガの臭いは常にする訳ではなく、多量の汗をかいて、ずっと同じ服を着ている時などに、肌の上で雑菌が繁殖して臭いがきつくなってしまうのです。

そういう状況があまりない場合は、ワキガになってもなかなか自覚はしにくいかもしれません。ただ、思春期の次期はただでさえ、自分の容姿た体臭には敏感ですから、少しの臭いでも「自分はワキガかもしれない」と思い始めるようです。ただ、自分の家族にワキガの人がいると、家ではその臭いに慣れてしまっているため、自分の体臭だとは気がつきにくい場合もあります。

軽度の場合は、冬場など汗をかかない次期や、日常生活ではあまり臭いは気になりません。なので人によっては成人するまで自分がワキガだとは思わなかった、という人も中にはいます。成人して急にワキガになった、というのではなく、以前からなっていたけど、自分では気づかなかった、という場合が多いようです。

なぜ自覚できない人がいるのか?

自分がワキガだと自覚していない人の多くは軽度のワキガです。

意外に知られていないのですが、世間では「ワキガの人は24時間ずっとワキガの臭いがする」と思っている人もいます。そのため、汗をかいた時に臭いがキツくなる、と思っていても、汗の臭いと勘違いしてワキガだとは気がつかない場合があるのです。

周りの人も同様で、自分の知り合いや友達に体臭が気になっても、ワキガだとは思わない、また思ってもデリケートな事なので、口に出して言えない、というのがあると思います。

ワキガは東洋人ではあまり数が多いとは言えないので、「ワキガがどんな臭いか知らない」という人も結構います。ワキガの臭い自体を知らないと、自分自身で自覚する事もできないのです。

自分でワキガかも?と思ったらどうすれば良い?

家族にワキガの人がいると、自分のワキガは自覚しにくいのですが、逆に「家族がワキガだから自分もそうかもしれない」と思っている人もいます。自分の臭いは気になっていなくても、「遺伝するのでは」との心配からそのように思ってしまうのです。その場合は、軽度のワキガでも自分で自覚している人も多いです。

軽度の場合は、臭いがしないように日常生活を送る事で、周りの人に気づかれないようにする事もできます。しかし、中にはワキガではないのに、気にするあまり「自分はワキガだ」と思いこんで、必要以上に臭いを気にする人もいます。

自分がワキガなのか、そうでないのかわからない場合は専門の医療機関に相談しにいく事をお勧めします。
ただ、軽度の場合は、手術をしてもあまり効果が無い場合もあるので、今までのように臭い対策のままでいいと言われる可能性もあります。