気になる服の黄ばみはワキガが関係している
特に夏の時期は「汗」をかきやすいため、汗の臭いや脇の汗ジミが気になってしまう方も多いと思います。ですが、ワキガ体質の方はここに「臭い」と「黄ばみ」問題が付きまといます。
そもそもどうして黄ばみができるの?という疑問をお持ちの方に解説すると、ワキガの臭いの原因であるアポクリン汗腺は「リポフスチン」という成分を含んでいます。この成分が衣服に付着することで黄ばんでしまいます。
汗を抑制したとしても、ワキガ体質の方は「アポクリン汗腺」を取り除かない限りリポフスチンが出続けるので根本から解決したい場合は制汗剤のケアや手術による対策を取ることが必要です。
黄ばみを抑える正しい対策を理解する
まず大事なことは汗を完全に抑制することはできないということです。人間は体温調節に「汗」をかきます。つまり生きている限り汗をストップさせることはできません。その為、汗をかいたと感じた場合はこまめなケアを行うことが重要になってきます。
そして正しい対策の一つとして「制汗剤」によるケアを重点的に行うことが良いでしょう。汗をかいたタイミングで頻繁に行わないといけないので多少の面倒はあるものの、経済的に負担が低く、即効性の効果があるのが特徴です。
また完璧に黄ばみを解消したいという場合は「手術」によってワキガの原因であるアポクリン汗腺を取り除くことが良いでしょう。臭いを確実に消臭したい場合も手術以上の対策がないことも理解しておきましょう。
制汗剤使用の際の注意
脇に制汗剤を吹きかける際に距離が近いと返って脇トラブルを引き起こす恐れがあります。(臭いが増大するだけでなく、脇の凍傷や皮膚トラブル)
よって使用する際は正しく活用しましょう。
ポイント
1.近づけ過ぎずに使用する
2.頻繁に使用することをしない(数十分に1回のような使用)
3.肌に合わないものは使い続けない
4.制汗剤のスプレータイプだけでなくウェットシートタイプと併用する
このようなポイントに気を付けると黄ばみを防ぐことができるだけでなく、臭いそのものを解消させることにも繋がります。
・正しいケアで黄ばみを防ぐために理解すること
上記で細かなポイントをまとめていますが、オススメの制汗剤としてクリアネオ・デオランスa・ラポマインなどがあります。数ある種類の中でも人気が上位のものなので一度チェックしてみることをオススメします。
またデオドラントタイプだけでなく、脇汗パット等を活用することで黄ばみを抑制することができるので、こちらも上手に活用するとよいでしょう。
ちょっとしたことに気を付けるだけで目立ちやすい白い衣服の脇部分の黄ばみを防ぐことができるので、正しいケアを理解しておきましょう。